Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SharePoint」脆弱性を狙う攻撃に注意 - 「China Chopper」を展開

「SharePoint Server」における既知の脆弱性を狙ったと見られる攻撃キャンペーンが確認されている。

攻撃対象となっている脆弱性は、「SharePoint Server」に明らかとなった脆弱性「CVE-2019-0604」。

マイクロソフトでは2月の月例セキュリティ更新でアップデートを公開。さらにその後、3月、4月にセキュリティ情報を更新しており、同脆弱性へ対処する更新プログラムを追加でリリースしている。

カナダ政府のセキュリティ機関である「Canadian Centre for Cyber Security(CCCS)」によると、脆弱な「SharePoint Server」に対してマルウェア「China Chopper」を展開するキャンペーンを確認しているという。

(Security NEXT - 2019/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto