「Chrome」へのゼロデイ攻撃が明らかに - 早急に最新版へ更新を
Googleが提供するブラウザ「Chrome」に脆弱性「CVE-2019-5786」が明らかとなった問題で、同脆弱性に対し、ゼロデイ攻撃が発生していたことがわかった。
「CVE-2019-5786」は、「FileReader」において解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性。Googleでは、「Windows」「macOS」「Linux」に対し、同脆弱性を修正した最新版「同72.0.3626.121」を3月1日にリリースしている。
リモートより悪用されるおそれがある脆弱性で、Googleは当初悪用について言及していなかったが、その後同脆弱性について悪用に関する報告を受けていたことを明らかにした。攻撃の詳細については言及していない。
アップデートは数日から数週間以内に自動で展開されるが、攻撃の発生を受けてセキュリティベンダーなどは、利用中の「Chrome」が最新版へアップデートされているか確認するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/03/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み