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「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」が決定 - 2名1団体が受賞

総務省は、サイバーセキュリティの分野で功績を挙げた個人や団体を表彰する「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者を発表した。

同賞は、企業や地方自治体、団体におけるサイバーセキュリティ向上の取り組みで優れた功績があり、今後も活躍が期待される個人または団体を表彰するもので、2017年にスタートした。

今年度は2018年11月から12月にかけて公募を実施し、選考委員の推薦も踏まえて選考委員会で決定した。

個人では、セキュリティ研究者の育成に尽力したPwCサイバーサービスの神薗雅紀氏が受賞。また女性技術者の技術向上に貢献したNTTセキュアプラットフォーム研究所研究員の中島明日香氏が選出された。中島氏は、情報セキュリティ大学院大学による「情報セキュリティ文化賞」とのダブル受賞となる。

一方団体では、町村単位でいち早く「CSIRT(Computer Security Incident Response Team)」を設置するなどセキュリティ対策を推進している島根県邑南町が選ばれた。

表彰式は2月25日に都内で開催される「サイバーセキュリティ国際シンポジウム」において行われる予定。

前回2017年度における「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者はこちらの記事から。

(Security NEXT - 2019/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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