「Exchange Server」の深刻な脆弱性、MSがアップデートを開発中
「Microsoft Exchange Server」に権限昇格の脆弱性「PrivExchange」 が見つかった問題で、マイクロソフトは脆弱性を修正するアップデートを開発中であることを明らかにした。緩和策についてもアナウンスしている。
同製品において他ユーザーになりすまし、管理者権限を取得することが可能となる脆弱性が明らかとなったことから、セキュリティアドバイザリをリリースしたもの。
問題の脆弱性は、HTTP経由のNTLM認証においてなりすましが可能となり、管理者権限を取得することが可能となるもの。オンプレミス環境に存在し、「Microsoft Exchange Online」は影響を受けないとしている。
同製品へ高い権限を与えている場合、「Exchange Server」と「Windows」のドメインコントローラにアクセスできるユーザーを侵害することで、ドメイン管理者権限を奪われるリスクについても指摘されている。
(Security NEXT - 2019/02/06 )
ツイート
PR
関連記事
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
修学旅行中に教諭が生徒名簿を紛失 - 長岡市の中学校
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に新サービス類型
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
複数端末がマルウェア感染、情報流出の可能性 - 富士通
「クレジットカード・セキュリティガイドライン5.0版」が公開
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で
2024年春季の登録セキスペ応募者、前年から13.3%増