「Windows 7」「WS 2008」脆弱性の約3割が「危険」レベル - 「Office 2010」は8割超
約1年後の2020年1月14日にサポートの終了を迎える「Windows 7」「Windows Server 2008」。直近11カ月間の両製品に関する脆弱性は、約3割が「危険」に相当するものだった。
情報処理推進機構(IPA)が、2018年1月から11月末までに、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」へ登録された両製品の脆弱性情報について分析したもの。
同期間の「Windows 7」に関する脆弱性は124件。共通脆弱性評価システム「CVSS」において深刻度「危険」の「レベルIII」に該当する脆弱性は36件で29%にあたる。
また「Windows Server 2008」「同 2008R2」については123件が登録されがが、28%にあたる35件が深刻度「危険」の「レベルIII」だった。

「Windows 7」における脆弱性のCVSS分布(グラフ:IPA)
(Security NEXT - 2019/01/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害

