聖教新聞通販サイトから個人情報18万件が流出か - 偽決済画面でクレカ情報の詐取も
創価学会の出版部門である聖教新聞社が運営する通販サイトにおいて、一部顧客のクレジットカード情報が流出した可能性がある問題で、同社は調査結果を公表した。
委託先のトランスコスモスが運営する書籍やグッズの通販サイト「SOKAオンラインストア」において、一部顧客のクレジットカード情報が外部に流出した可能性があることが8月24日に判明。同社ではサイトを停止して詳細を調べていた。
委託先が契約していたサーバが7月30日に改ざん。不正ファイルが設置されたという。これにより、同サイトで商品を購入すると偽のカード決済画面へ遷移。同画面で顧客が入力したクレジットカード情報が詐取された可能性があるという。
不正に取得された可能性があるのは、7月30日から8月24日にかけて、クレジットカード決済を利用した顧客で、クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードなど2481件におよぶ。
また同サイトのデータベースが不正アクセスを受け、顧客の個人情報が流出した可能性があることも明らかとなった。
対象となるのは、2014年10月1日から2018年8月24日までに会員登録した9万8852人、会員登録せずに商品を購入した顧客や問い合わせフォームに入力した顧客8万2848人。氏名や住所、電話番号、メールアドレス、注文履歴、配送先情報などが含まれる。
同社では、対象となる顧客に書面やメールなどで報告を行うとしている。
(Security NEXT - 2018/10/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
eモータースポーツ公式アカウントの乗っ取りで個人情報流出の可能性
問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性