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ホスティングサービス上のWAF検知、約34%が「WordPress」狙い - SQLi攻撃目立つ

ジェイピー・セキュアは、パートナーのホスティング事業者へ提供しているウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の攻撃検知状況を取りまとめた。

GMOペパボの「ロリポップ!レンタルサーバー」およびGMOクラウドの「WADAX共用サーバー」に提供するWAFによって、1月1日から6月30日までの2018年上半期に検出された攻撃を分析し、レポートとして取りまとめたもの。

同社によると、2018年上半期に対象サービスで検出された攻撃件数は1億1875万9291件。1日あたり65万件超の攻撃を検出した。2017年下半期の1日あたり50万件から上昇している。

月別に見ると1月が約3900万件と突出。ほかの月は大きな変動は見られず、1500万件前後で推移したという。

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攻撃の検出推移1月が突出して多かった(グラフ:JP-Secure)

(Security NEXT - 2018/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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