Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMware、脆弱性「Foreshadow」向けにパッチを用意 - 緩和策も

Intelプロセッサに、脆弱性「L1 Terminal Fault(L1TF)」が判明した問題で、VMwareはアップデートをリリースしたほか、緩和策をアナウンスしている。

「Intel Software Guard Extensions(Intel SGX)」をサポートする一部プロセッサに、投機的実行でサイドチャネル攻撃が可能となる脆弱性が判明したもの。別名「Foreshadow」と名付けられている。

VMwareでは、今回判明した脆弱性のうち、「Foreshadow-NG」と呼ばれる「CVE-2018-3646」「CVE-2018-3620」への対応を公表した。

「CVE-2018-3646」は、仮想マシンやハイパーバイザーなどに影響する脆弱性。同じCPUコアで動作するVM間で情報が漏洩するおそれがある。また「CVE-2018-3620」を悪用されると、「OS」や「システム管理モード(SMM)」において情報を取得される可能性がある。

同社では、ハイパーバイザーなどが影響を受ける「CVE-2018-3646」について、「VMware vCenter Server」「VMware vSphere ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」向けに影響を緩和するアップデートを用意。

「CVE-2018-3620」に関しては、「vCloud Usage Meter」「Identity Manager」「vCenter Server」「vSphere Data Protection」「vSphere Integrated Containers」「vRealize Automation」が影響を受けるとして緩和策をアナウンス。脆弱性へ対処するパッチについては保留中としている。

20180815_vm_001.jpg
「CVE-2018-3646」の影響を緩和するアップデート(表:VMware)
20180815_vm_002.jpg
「CVE-2018-3620」に関する緩和策の提供状況。影響を緩和するパッチについては保留中の模様だ(表:VMware)

(Security NEXT - 2018/08/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

深刻な脆弱性に対処した「Ghostscript 9.24」が前倒しで公開 - アップデートを強く推奨
前版より約10日、「Ghostscript」が再修正 - アップデートを強く推奨
マルウェア画像のFAX送信で受信端末乗っ取る「Faxploit」 - 複合機踏み台にネットワーク攻撃のおそれも
悪用確認済みの「Windowsタスクスケジューラ」脆弱性に修正パッチ - PoC公表から約2週間
MS、月例パッチで脆弱性62件を修正 - 「Windows ALPC」のゼロデイ脆弱性に対応
「ColdFusion」に深刻な脆弱性、セキュリティアップデートが公開
「Adobe Flash Player」の新版がリリース - 脆弱性1件を修正
「サイボウズ Garoon」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - パッチをリリース
ソフトウェアPLC「INplc-RT」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
VMwareのiOS向けアプリ「AirWatch Agent」などに脆弱性