数百機種のAndroidデバイスにマルウェア - ファームウェアレベルで混入
Avast Softwareは、ZTEやArchos、myPhoneなどのメーカーが提供するAndroidデバイスに、マルウェアが出荷前よりプリインストールされている可能性があると発表した。ファームウェアレベルでインストールされており、消去は困難だという。
同社によれば、ブラウザ内でウェブページにオーバーレイ広告を作成するアドウェア「Cosiloon」がプレインストールされたAndroidデバイスが見つかったもの。
活動期間は少なくとも3年間以上、対象モデルやバージョンは数百種類におよぶとし、同社製品のユーザーだけでも、過去1カ月に同アドウェアの最新版が米国やロシア、イタリア、ドイツ、イギリスなど100カ国以上、デバイス約1万8000台で発見されたという。
こうしたデバイスの大半は、Googleによる認証を取得していないモデルだとしている。

オーバーレイ広告が表示されたところ(画像:Avast)
(Security NEXT - 2018/05/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性
バックアップ管理ツール「Commvault Command Center」に深刻な脆弱性