脆弱性見つかった6製品、開発者から応答なく未修正 - 利用中止呼びかけ
脆弱性が見つかりながらも開発者と連絡が取れず、アップデートされずに脆弱性が放置されている6製品についてJVNで情報が公開された。利用の中止が呼びかけられている。
今回JVNを通じて脆弱性情報が公開されたのは「WebProxy」「QQQ SYSTEMS」「Tiny FTP Daemon」「ViX」「PHP 2chBBS」「ArsenoL」の6製品。「QQQ SYSTEMS」に関しては、4件の脆弱性が報告されている。
製品によって影響を受ける脆弱性の種類は異なるが、「バッファオーバーフロー」や「OSコマンドインジェクション」「クロスサイトスクリプティング(XSS)」などの脆弱性が報告されている。
いずれも開発者に対し、一定期間連絡を試みたが応答がなく、脆弱性の存在をを知らずに利用者が使用し続けるおそれがあり、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドラインの条件を満たしたとして周知を目的に情報が公開された。
脆弱性の影響を受けるおそれがあるとして利用中止を検討するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/03/13 )
ツイート
関連リンク
- JVN:WebProxyにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性
- JVN:Tiny FTP Daemonにおけるバッファオーバーフローの脆弱性
- JVN:ViX におけるDLL読み込みに関する脆弱性
- JVN:PHP 2chBBSにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
- JVN:ArsenoLにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
- JVN:QQQ SYSTEMSにおける OS コマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2018-0539)
- JVN:QQQ SYSTEMSにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2018-0538)
- JVN:QQQ SYSTEMSにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2018-0537)
- JVN:QQQ SYSTEMSにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2018-0536)
- JVN
PR
関連記事
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消
JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
