Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開

Googleは、現地時間4月30日に同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。

WindowsやmacOS向けに「Chrome 124.0.6367.119」「同124.0.6367.118」を公開。あわせてLinux向けに「同124.0.6367.118」をリリースしたもの。

今回のアップデートでは、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性2件を修正した。

具体的には、映像を小さなウィンドウとして表示するピクチャインピクチャ(PiP)機能に判明した「CVE-2024-4331」や、グループポリシー管理に利用する「Dawn」の「CVE-2024-4060」に対応した。

いずれも4月中旬に報告を受けたもので重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社では今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2024/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社