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過去のログイン情報でなりすましを防ぐ「リスクベース認証」の新版 - Capy

Capyは、第三者によるなりすましログインを未然に検知する「Capyリスクベース認証」の新版を提供開始した。

同ソリューションは、第三者が利用者になりすまして不正にログインするのを未然に検知、防止するSaaS型サービス。

利用者のログイン履歴を蓄積。IPアドレスやアクセス時間帯、ウェブブラウザ、ロケーションなどログイン行動と照合し、正当な利用者によるログインか、第三者によるなりすましログインか識別し、不正なログインを防止する。

新版では、リスクベースの判定方法などアルゴリズムの見直しやAPIの改善、ホワイトリスト機能などを追加。IDのハッシュ化や取得するデータの暗号化など、取得するユーザーデータの保護を強化したほか、秘密の質問や2要素認証など追加認証のサンプル実装を用意した。

(Security NEXT - 2017/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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