Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省、重要IoT機器の脆弱性調査を実施 - 脆弱な機器の所有者へ注意喚起も

総務省は、社会生活へ大きな影響を及ぼす可能性があるIoT機器を対象に脆弱性の調査を実施する。脆弱な機器の利用者には注意喚起も実施するという。

同省では、ICT-ISACや横浜国立大学と連携。社会生活に直接影響を及ぼす可能性の高いIoT機器を「重要IoT機器」と位置付け、脆弱性の探索調査を実施するもの。

サイバー攻撃の観測ネットワークや脆弱性の探索手法を活用。必要に応じて現地調査や機器の実態調査を行う。

攻撃対象となり得る脆弱なIoT機器を特定した場合は、機器を製造する事業者や関係機関と情報を共有。機器の所有者には、ICT-ISACやJPCERTコーディネーションセンターなどの関係機関を通じて注意喚起を実施していく。

20170905_so_001.jpg
調査や注意喚起のイメージ(図:総務省)

(Security NEXT - 2017/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

工場スマート化のリスクや対策を解説したガイドライン別冊資料
JSSEC、3月に「セキュリティフォーラム2024」開催 - 「生成AI」などテーマに
「メタバースセキュリティガイドライン」の第2版が公開
11月15日より「EdgeTech+ 2023」を開催 - セキュリティ関連の出展も
狭き門を突破した講演並ぶ「CODE BLUE」が開催中
IoTセキュリティの規制動向など共同研究 - PwCと情セ大
スマート工場のセキュリティ対策事例 - IPAが調査報告書
「情報セキュリティ白書2023」を7月25日に発売 - PDF版も公開予定
「セキュキャン全国大会2023」、合宿形式で8月に開催
「スマートホームIoTデータプライバシーGL」を策定 - JEITA