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SECCON 2016、国内外24チームが激突 - 一般参加可能なイベントなど盛りだくさん

SECCON実行委員会と日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、セキュリティに関する知識や技術を競う国内最大規模となるCTF競技会「SECCON 2016」の決勝大会を1月28日、29日に開催する。あわせてビジネスカンファレンスを前日27日に予定している。

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SECCON 2016のウェブサイト

「SECCON 2016」では、2016年7月より4回にわたり学生を対象とした地方予選を実施。さらに国内外の一般参加者を対象としたオンライン予選を12月10日に開催。世界99カ国からあわせて4956名が参加した。

今回、予選を勝ち抜いた一般参加の国内チームをはじめ、米国やアジア、ヨーロッパ、ロシアよりCTFチームが参戦。地方予選を通過した国内の学生8チームとあわせて24チームが2日間の日程で腕を競う。一般参加の最優秀チームには経済産業大臣賞、学生チームでもっとも優秀だったチームには、文部科学大臣賞が授与される。

また大会に先立ち、前日27日にビジネスカンファレンスを開催。人工知能を使った攻撃について考察するパネルディスカッションや、「どうしてこんなにセキュリティをやらないといけないことになってしまったのか?」と題し、セキュリティ対策の問題点について討論するセッションなどを予定。

さらに大会当日も一般参加が可能なカンファレンスやワークショップを用意。「IoT CTF Challenge」や「CTF for ビギナーズ FINAL@東京」、連載中のマンガ作品「王様達のヴァイキング」の制作陣を交えたトークセッションをはじめ、ロボットのセキュリティに関する講演、クイズ、CTF、展示などが予定されている。

一部参加には事前申込が必要となるセッションやワークショップもあるため注意が必要。詳細や事前申込はイベントのページから。

(Security NEXT - 2017/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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