昭和シェル石油、約20年前のクレカ会員情報が漏洩する可能性を公表
昭和シェル石油は、約20年前のクレジットカード会員に関する一部情報を業務提携先が保管しており、それら情報が外部へ流出する可能性があることを明らかにした。
同社によれば、1996年から1997年当時の「Xカード(現シェルスターレックスカード)」の一部会員情報を、業務提携先が現在も保管していることが、カード会員向けキャンペーンを当時実施した元業務提携先関係者からの連絡で判明したもの。
業務提携先では、1997年1月時点の個人情報が記載された大阪府と京都府在住のカード会員8000人分のリストと、1996年8月時点の個人情報が記載された兵庫県在住のカード会員1383人分のリストを保有しており、現時点で外部流出は確認されていないものの、漏洩する可能性があるという。いずれも氏名や電話番号、カード番号などが含まれる。
同社では、対象となる顧客に書面で状況の報告と謝罪を行う。また後継カードの発行元である三菱UFJニコスと連携。不正利用のモニタリングを強化するなど、対応を進める。
(Security NEXT - 2017/01/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
イベント案内メールにメアド含むファイルを誤添付 - 静岡市まちづくり公社
下取車オークション情報が漏洩、顧客に画像届く - トヨタ系ディーラー
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
学生インターンシップ説明会の案内メールで誤送信 - 愛知県
知財センターのセミナー案内メールで送信ミス - 山口大
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘