Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JAバンク岩手のサイトが改ざん - 閲覧でマルウェア感染のおそれ

JAバンク岩手のウェブサイトが一時改ざんされ、閲覧者にマルウェア感染のおそれがあったことがわかった。ウェブサイトはすでに修正されている。

JAバンク岩手によれば、不正アクセスにより、6月9日20時前から翌10日11時過ぎにかけてウェブサイトが改ざんされたという。期間中にウェブサイトを閲覧すると悪意ある外部のサイトへ誘導されるおそれがあった。

問題発覚後、改ざんされた部分を修正。ウェブサイトを管理しているサーバにマルウェア感染がないことを確認後、サイトを再開した。個人情報流出などは確認されていないとしている。また利用者に対して、最新のセキュリティ対策ソフトを用いて、マルウェアへ感染していないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ベクトルDB「Milvus」に深刻な脆弱性 - クラスタ乗っ取りのおそれも