Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約90秒でICキャッシュカードをセルフ発行できるシステム - 凸版印刷

凸版印刷は、金融機関の店頭端末で、利用者自身の作業によりICキャッシュカードを即時発行できるシステム「Toppan ACIS-BS-SOC」を開発した。2016年中に販売開始する予定。

同システムは、金融機関が店頭で対応していたICキャッシュカードの発行作業を、利用者自身の操作により簡単に発行できるシステム。利用者は申込時に受け取った問い合わせ番号と暗証番号を入力。免許証などの本人確認書類を読み込むことで、約90秒でカードの発行が可能だという。

金融機関のホストから送られるキャッシュカードの発行情報をもとに、トッパングループ・データセンターがカード発行情報を生成するASPサービスも用意。発行機は1台250万円から。初期導入費用は3000万円から。同社では、2017年度に10億円の売上げを目指すとしている。

(Security NEXT - 2015/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ぴあチケットリセールサイトでキャッシュ設定ミス - 個人情報を誤表示