Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

OS Xの既知脆弱性を狙う攻撃コード - 「Yosemite」以前はゼロデイ状態

Appleは、9月30日に最新OS「OS X El Capitan 10.11」を公開、さらに10月21日にセキュリティアップデートをリリースしたが、これらで修正された脆弱性を狙う攻撃コードが公開されている。悪用が容易であるとして、セキュリティベンダーが注意を呼びかけている。

問題の脆弱性は、ユーザーに確認せずに「スクリプトエディタ」を実行する「CVE-2015-7007」。さらに「remote_cmds」コンポーネントに権限の昇格が可能となる「CVE-2015-5889」が存在しており、これらを組み合わせることで、「Safari」によるウェブページの閲覧などによって、リモートよりコードを実行、権限の昇格によりシステムの制御を奪われるおそれがあるという。

悪用コードが公開されており、脆弱性を検証したソフトバンク・テクノロジーは、容易に攻撃が可能であると危険性を指摘している。

またこれら脆弱性の修正は、「OS X El Capitan」を対象に実施されたが、「OS X Yosemite」でも影響を受けることも確認。「OS X Yosemite」以前には修正プログラムが用意されておらず、脆弱性を解消するためには、「OS X El Capitan 10.11」へのアップグレードが必要な状態であるとして、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

開発段階の車載ECUに脆弱性検査を行える「ThreatHive」 - アズジェント
データ解析ツール「Metabase」にXSSの脆弱性
「VMware ESXi」にDoS攻撃受けるおそれ、ホストや他VMにも影響 - パッチは未提供
VMwareの「AirWatch Console」に深刻な脆弱性 - 認証回避のおそれ
ソニーの音楽管理アプリに脆弱性 - 不正ファイル実行のおそれ
ソースコード管理システム「User-friendly SVN」にXSS脆弱性
「Adobe Experience Manager」にセキュリティアップデート - 脆弱性5件を解消
MS月例パッチがリリース、一部でゼロデイ攻撃が発生 - 公開済み脆弱性にも対処
Apple、アップデート「iOS 12.0.1」をリリース - バグや脆弱性を修正
ネオジャパンのウェブメール「Denbun」に8件の脆弱性