Android向けファイル管理アプリにディレクトリトラバーサルの脆弱性
Droidwareが提供するAndroid向けファイル管理アプリ「Explorer+File Manager」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリの「同2.3.3」より以前のバージョンにディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2015-2966」が含まれていることが判明したもの。上位版である「同Pro」も影響を受ける。
脆弱性が悪用された場合、アプリにアクセス権限があるディレクトリにおいて、意図せずファイルを作成されたり、既存のファイルを上書きされるおそれがある。
同脆弱性は、さくら情報システムの小池亮平氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2015/07/01 )
ツイート
PR
関連記事
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
