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ウェブフォームCGIにコードインジェクションの脆弱性

CGIプログラム「MP Form Mail CGI eCommerce版」をWindows環境で利用している場合に、コードインジェクションを受ける脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品は、ウェブフォームよりメール送信するためのCGIプログラム。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、コードインジェクションの脆弱性「CVE-2015-0898」が存在し、Perlのコードを実行されるおそれがあるという。

プログラムを提供するfutomiでは、脆弱性を修正した最新版を提供している。同脆弱性は、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。

(Security NEXT - 2015/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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