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委託先が競走馬オーナーなどの個人情報を紛失 - JAIRS

競馬に関する情報提供や競走馬の登録などを行うジャパン・スタッドブック・インターナショナルは、委託先が競走馬オーナーなど2559人分の個人情報を保存したCD-Rを紛失したと発表した。

10月24日にシステム開発の委託先従業員が、移動中に鞄を紛失したもの。鞄には、開発に利用する目的で同財団が提供した個人情報を保存したCD-Rが入っていた。届け出や関係先への問い合わせなどを行ったが見つかっていない。

紛失したCD-Rには、競走馬の血統登録申込者や繁殖登録申込者、繁殖登録馬オーナー、生産牧場など2559人分の氏名と住所が保存されている。また電話番号2372件やファックス番号315件、携帯電話番号218件なども含む。パスワード設定や暗号化といったセキュリティ対策は講じていなかった。

紛失した情報の外部流出など二次被害は確認されていない。同財団では、対象となる関係者に書面で事情を説明したという。

(Security NEXT - 2014/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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