Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ATMの取引情報を記録したCD-Rを紛失 - 北都銀

北都銀行は、ATMの取引情報が記録された光ディスク1枚を紛失したことを明らかにした。

同行によれば、9月7日に鷹巣支店に統合した旧合川支店において、ATMのジャーナルが記録されたCD-Rを紛失したもの。店舗統合にともない9月4日にATMを撤去したが、回収したCD-Rの所在がわからない状態だという。

問題のCD-Rには、2019年11月23日から2020年6月7日まで店舗内ATMで扱った取引情報2万4147件、顧客情報3977件が記録されていた。

ATMを利用した顧客の氏名、金融機関コード、支店番号、口座番号、入出金金額、取引後の残高などのほか、取り引きが振り込みの場合は振込依頼人名、依頼人電話番号、振込先口座の情報などが含まれる。記録内容は暗号化されており、復元するには特殊なシステム環境が必要だという。

同行では、CD-Rについて不正に持ち出された形跡はなく、誤って廃棄した可能性が高いと説明している。

(Security NEXT - 2020/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
中学校でアンケート票を紛失、一部が県教委に届く - 春日井市
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市