8割のビジネスユーザー、7通のフィッシングメールをすべて見抜けず
マカフィーが、ビジネスユーザーを対象に行った調査では、7通のフィッシングメールで、8割が1回以上騙されるとの結果が出たという。
同社がビジネスユーザー1万6000人を対象に調査を実施したもの。普段利用するメール受信ボックスではなく、ウェブサイトに用意した「フィッシング詐欺クイズ」で調べたもの。フィッシングメールには、「PayPal」や「Amazon」「Bank of America」をはじめとする著名ブランドを含んだ10通のメールを用意。そのうち7通がフィッシングメールで、それらを正しく判別できるかクイズ形式で尋ねた。
調査結果によれば、回答者の80%が1通以上のフィッシングメールに騙されたという。最も確率が高かったのは、「UPS」を装った偽メールで、すでに広く利用されている手口だが、依然として騙されるユーザーが多かったという。また同調査で、正解率が最も低かったのは人事部で、財務会計部門が続く。いずれも6割前後だった。
なお、今回の調査に利用した「フィッシング詐欺クイズ」は、英文のみだが、同社サイトより挑戦することができる。
(Security NEXT - 2014/09/09 )
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