Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マーケティング情報サイト運営会社のDBに不正アクセス - 会員情報漏洩の可能性

ターゲットメディアは、同社が運営するサイトのデータベースサーバが不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、6月2日に外部より不正アクセスを受けたもので、翌3日に痕跡を発見し、被害に気が付いた。データベースサーバの脆弱性が狙われ、外部のサーバ経由で直接データベースサーバに不正アクセスを受けたという。

同社は、マーケティング情報サイトである「マーケメディア」のほか、マーケティング会社比較サイトなどを提供。またダイヤモンド社と「ダイヤモンドオンライン+MARKETING」、日経BP社と「売れる仕組みに役立つ資料まとめ」といったサイトを共同で運営している。

今回の不正アクセスにより、登録会員の「会社名」「部署名」「役職名」「氏名」「メールアドレス」「電話番号」「住所」「会員専用パスワード」などが外部へ流出したおそれがあり、同社は情報漏洩の範囲など詳細について調査を進めている。今後、あらたな事実が判明次第、公表していく方針。

(Security NEXT - 2014/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
VPN経由でサイバー攻撃、詳細を調査 - 国立特総研
ランサム被害サーバに個人情報、影響など調査継続 - 日本ジッコウ
不正アクセスで保有データが外部に流出 - アークシステムワークス
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性