Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NISC、重要インフラにおけるIT障害対策で分野横断的な演習「CIIREX 2013」を開催

内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は、重要インフラにおけるIT障害の防護能力向上を目指し、12月9日に分野横断的な演習「CIIREX 2013」を都内で実施する。

「CIIREX」は、重要インフラ事業者における情報共有体制の構築や事業継続計画の策定など、重要インフラの防護対策能力向上を目指した演習。2006年より実施しており、今回で8回目を迎えた。

最新の障害事例をもとに、複数分野のインフラに影響する中規模から大規模の障害を想定したシナリオを策定。障害の予兆を含め分野横断的に情報を共有し、連携して対応にあたる。また事業継続計画の発動や解除なども検証する。

政府機関をはじめ、政府行政サービスや情報通信、金融、エネルギー、運輸、医療、水道など10分野の事業者や情報共有を行っている15セプターなど、約50組織が参加を予定しており、過去最大規模の演習となる見込み。

(Security NEXT - 2013/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
米CISA、「Oracle EBS」関連など脆弱性7件を悪用リストに追加
データ分析ツール「Apache Kylin」に認証回避の脆弱性
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性