Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SCSK、IPSによる仮想パッチとシステム監視を組み合わせた「Windows XP」の保護サービス

SCSKは、脆弱性攻撃を防御するIPSの仮想パッチと、システムの監視サービスを組み合わせた「Windows XP保護ソリューション」を提供開始した。

同サービスは、組織内のネットワークに「HP TippingPoint IPS」を設置。「仮想セキュリティパッチ」を利用することで「Windows XP」のクライアント端末を保護し、さらにシステムの運用や監視を行う「SCSK Global CSIRT/SOCサービス」をあわせて提供するセキュリティソリューション。

2014年に「Windows XP」のサポートが終了し、セキュリティ更新プログラムの供給が停止することから、移行がまにあわない企業や、引き続き同OSを継続利用する企業に対して拡販を目指す。

利用環境にあわせ、IPSやポリシーのチューニングを実施。脆弱性診断による外部脅威の把握や、監視に基づく影響範囲の調査、解決策の提示なども提供する。

価格は、「HP TippingPoint IPS」が300万円から。システムの運用や監視を行う「SCSK Global CSIRT/SOCサービス」が20万円/月から。

(Security NEXT - 2013/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

商業施設テナントの従業員情報含むPC、2013年以降に紛失 - 南海電鉄
米政府、中国関与のサイバー攻撃で利用された脆弱性25件を公表
「Win 7」「WS 2008」サポート終了まで1カ月切る - 移行漏れないよう確認を
MS月例パッチが公開、脆弱性35件を修正 - 一部ですでに悪用も
ワーム悪用懸念の脆弱性を含む端末が95万台弱
日本語などテキスト処理に脆弱性、Win XP以降に存在 - 報告者が詳細公表
5月中旬から「TCP 37215番ポート」宛パケット増加 - 「Mirai」亜種か
リモートデスクトップ狙うアクセスが増加 - 広範囲のポートに探索行為
Windowsタスクスケジューラにゼロデイ脆弱性 - 悪用に警戒を
Windowsに深刻な脆弱性、ワームに悪用可能 - 「Windows XP」など旧OSにもパッチ提供