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商業施設テナントの従業員情報含むPC、2013年以降に紛失 - 南海電鉄

南海電気鉄道は、ノートパソコン1台を紛失したと発表した。商業施設「なんばCITY」のテナントで働く従業員に関する個人情報が保存されている可能性があるという。

同社によれば、9月21日にリース契約を更新しようとしたところ、端末が見当たらないことが判明した。

問題の端末は、「なんばCITY従業員証」を作成するため、2005年ごろ導入したWindows XP搭載パソコン。ネットワークに接続せず利用していた。

作成ソフトがインストールされており、データとしてテナント従業員の個人情報が保存されている可能性がある。2013年以降は別の端末を使用しており、同年以降に紛失したものと見られている。

対象となる個人情報は、2005年から2013年ごろにかけて、同施設に入居していたテナントの従業員に関する最大約1万件。氏名や性別、店舗名、雇用形態などが含まれる。

同社では、現在入居しているテナントに対し、書面を通じて経緯を報告し、謝罪した。また個人情報保護委員会に報告している。

(Security NEXT - 2022/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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