退職した従業員が内部システムに不正アクセス、顧客情報が漏洩 - ジブラルタ生保
ジブラルタ生命保険は、元社員や元代理店販売員19人が、退職後に社内システムを通じ、顧客情報422件にアクセスしていたことを明らかにした。
同社が契約情報照会システムへのアクセス状況を調査した結果判明したもので、2009年1月以降、最大19人の元従業員が顧客情報422件にアクセスしていた。
漏洩した情報は、合併した旧AGIエジソン生命保険の契約に関する情報で、証券番号や契約日、契約者氏名のほか、被保険者の氏名、住所、電話番号、生年月日、保険金受取人氏名、保険金額、保険料などの情報が含まれる。
従業員が退職した際、システムへのアクセスを遮断する措置が的確に行われておらず、退職後一定期間アクセスが可能な状態だった。不正利用や二次被害は確認されていないという。同社では対象となる顧客に、説明と謝罪を実施している。
(Security NEXT - 2012/11/09 )
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