営業担当者の半数が転職時に名刺を持ち出し - 「名刺は個人所有物」との認識根強く
法人営業の担当従業員が、業務上取得した名刺について、企業ではなく個人の所有物であると考える傾向が強いことがわかった。
B2B事業を展開する三三が、全国の法人営業担当者600人を対象に、名刺に関する意識調査をインターネットで実施し、判明したもの。
調査によれば、1カ月あたり取得する名刺は平均15.9枚。名刺について企業内で共有へ抵抗を感じるとの回答は37.4%だった。「相手の許可を得ていない」との理由が最多だったが、共有により他従業員に成果を奪われることの懸念もあり、「人脈であり個人のものである」との認識も目立ったという。
転職時に「すべて持ち出す」とする回答は38.5%にのぼり、「一部持ち出す(12.1%)」をあわせると半数以上が名刺を持ち出すと回答。「会社にすべて置いていく(38.8%)」を上回った。
(Security NEXT - 2012/04/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
先週注目された記事(2025年6月1日〜2025年6月7日)
元従業員が顧客情報持ち出し、在職者も関与 - プルデンシャル生命
小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市
元社員に顧客情報を漏洩 転職時に持ち出しの疑いも - ジブラルタ生命
VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer