Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Pythonファイルに感染するエクスプロイトコードを確認 - シマンテック

シマンテックは、あらたな手法で「pycファイル」に任意のコードを挿入するエクスプロイトコードを確認した。

同社によれば、問題のコードは、Pythonのコンパイル済みファイルに感染する「Python.Pytroj」。逆アセンブルした状態に不正なソースを挿入し、再びアセンブルするもので、単純にコードを追加する攻撃ではないという。

今回同社が検出したコードの危険性は低いものの、従来にない感染手法であり、今後悪用されることも懸念されることから注意が必要だと指摘している。

(Security NEXT - 2011/10/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
認証コード記載ハガキを指定とは異なる住所へ誤送付 - 多摩テレビ
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気