Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本MS、セキュリティ更新プログラム13件を公開

日本マイクロソフトは、セキュリティ更新プログラム13件を公開した。あわせて22件の脆弱性を解消している。

110810ms_01.jpg
8月の修正は13件

深刻度がもっとも高い「緊急」のプログラムは2件。「MS11-057」は、「Internet Explorer」向けの更新パッチで「IE 6」から「同9」まで幅広く影響を受ける。

同プログラムでは7件の脆弱性を修正しているが、細工されたウェブサイトを閲覧し、もっとも深刻な脆弱性が悪用された場合、任意のコードを実行されるおそれがある。

また2件の脆弱性はすでに公開されているが、同社によれば深刻度としては「警告」レベルであり、悪用も確認されていないという。

(Security NEXT - 2011/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能