Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マイクロソフト、月例セキュリティ更新プログラム2件を公開

マイクロソフトは、2011年最初となる1月のセキュリティ更新プログラム2件を公開した。あわせて3件の脆弱性を解消している。

今回公開されたプログラムの深刻度は「緊急」「重要」それぞれ1件つづで、いずれも「Windows」の脆弱性を解消している。

深刻度が「緊急」とされているプログラム「MS11-002」は、データベースを扱う際のコンポーネント「Microsoft Data Access Components」に含まれている脆弱性2件を解消するパッチ。クライアント製品の最大深刻度は「緊急」だが、サーバ製品では、1段階低い「重要」となっている。

同プログラムでは、「ODBC API」において「データソース名」の文字列の長さを正しく検証しないため、バッファオーバーフローが発生し、リモートでコードが実行される問題に対応した。

(Security NEXT - 2011/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正