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SNS上の位置情報公開に注意 - 空き巣に悪用される場合も

夏期休暇を前にして、Panda Securityはソーシャルネットワークをはじめとするネット上のサービスで詐欺被害に遭わないよう、対策の実施などを呼びかけている。

最近では、旅行計画の公表や位置情報の配信が行えるソーシャルネットワークサービスが人気を集めており、スマートフォンからも利用されているが、こうした公開情報を入手し、空き巣に悪用されるおそれがあると同社は指摘している。

すでに閉鎖されているものの、こうしたサービスから入手した情報をもとに在宅情報を配信し、「私からどうぞ盗んで」という意味がある「PleaseRobMe」といったサービスが一時登場したという。

また同社では、休暇中における注意として、バックアップの実施やPCにおけるセキュリティ対策の実施、盗難対策、ブラウザのプライバシー保護などについても注意を呼びかけている。また自分以外のコンピュータを利用する際に情報が盗聴されるおそれがあるとして、安易な利用を避けるよう推奨している。

(Security NEXT - 2010/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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