WP向けソーシャルボタンプラグインにゼロデイ攻撃 - アップデートが緊急公開
「WordPress」向けプラグイン「Social Warfare」に脆弱性が存在し、ゼロデイ攻撃が発生していることがわかった。急遽アップデートがリリースされており、利用者には早急な対応が求められる。
「Social Warfare」は、ソーシャルネットワークのシェアボタンをコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」に追加できるプラグイン。
同プラグインにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が明らかとなったもので、Defiantによれば、すでに脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃を確認しているという。
今回の問題を受け、同プラグインの開発を手がけるWarfare Pluginsでは、同プラグインの公開を一時中止していたが、脆弱性へ対処した「同3.5.3」を開発、現地時間3月21日に急遽リリースした。
同プラグインの利用者に対しては、アップデートを実施するまで同プラグインを無効化するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/03/22 )
ツイート
PR
関連記事
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース