TIFFのライブラリに脆弱性 - 不正ファイルでコード実行のおそれ
画像ファイル形式「TIFF」を取り扱うライブラリ「LibTIFF」に脆弱性が含まれていることがわかった。
フィンランドの「CERT-FI」がアドバイザリを公表したもので、国内のJPCERTコーディネーションセンターなども注意喚起を行っている。ユーザーが脆弱性を攻撃するよう細工されたファイルを開いた場合、コードの実行やサービス妨害が発生する可能性がある。
「LibTIFF 3.9.3」にて脆弱性が解消されており、セキュリティ機関では同バージョン移行へアップデートするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/07/08 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応