Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

10件の脆弱性を解消するIE向けパッチが緊急公開 - 「IE 8」にも影響

マイクロソフトは、「Internet Explorer」の深刻な脆弱性を解消する定例外のセキュリティ更新プログラム「MS10-018」を緊急公開した。深刻度は「緊急」で10件の脆弱性を解消する。

今回のプログラムでは、「Internet Explorer 6」「同7」においてすでにゼロデイ攻撃が発生している「初期化されていないメモリの破損における脆弱性(CVE-2010-0806)」をはじめ、累積した10件の脆弱性へ通常のスケジュール外で急遽対応した。

同社によれば、残り9件の脆弱性については非公開で同社へ報告されており攻撃は確認されていないが、悪用されてユーザーが細工されたウェブページなどを閲覧した場合、リモートでコードが実行されるおそれがある。また3件の脆弱性は「IE 8」にも影響があり、2件は深刻度が「緊急」に設定されている。

悪用される可能性については、「HTMLエレメント」のクロスドメインについては、影響を与える環境が「Windows 2000」に限られるものの、「HTMLオブジェクト」や「HTMLレンダリング」におけるメモリの破損など4件の脆弱性は、30日以内に安定した悪用コードが登場する可能性がある。

(Security NEXT - 2010/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Fluentd」向けプラグイン「parse Filter Plugin」に脆弱性
MSのマルウェアスキャンエンジンに深刻な脆弱性 - 定例外アップデートを実施
脆弱性2件を修正した「OpenSSL 1.0.2n」がリリース
多数メールクライアントに送信者偽装できる「Mailsploit」が判明 - 送信ドメイン認証では防げず
「iOS 11.2」では脆弱性14件を解消 - 「KRACK」の修正対象を拡大
「公的個人認証サービス」のインストーラに再び脆弱性
PwCサイバーサービス、IoT機器の脆弱性検査に特化したラボを開設
Mozilla、「Firefox 57.0.1」で脆弱性2件を解消
複数のバッファロー製ルータに脆弱性 - アップデートが公開
「Apache Struts 2」の「RESTプラグイン」に脆弱性 - DoS攻撃受けるおそれ