数字で見るセキュリティ
メッセージラボジャパンは、2009年に検知したウイルスおよびスパムの状況についてレポートを取りまとめた。大規模ボットネットによる攻撃の巧妙化や、金融危機や新型インフルエンザの流行といった世界的なニュースに便乗した攻撃などが目立った1年だったという。
年次レポートによれば、マルウェアなど悪意あるコンテンツをホストしているサイトは、1日あたり2465件をあらたに検知しており、2008年の2290件から7.6ポイントの増加となった。また検知した異なる3万件のドメインのうち、80%は改ざんされた正規サイトで、残り20%が新規ドメインだった。
ウイルス感染メールの割合は0.35%で、2008年の0.70%から0.35ポイントの減少。ウイルス1種につき流通したメールの数は約5827通で、昨年の1万436通から大きく後退した。一方、亜種の数は昨年比23ポイント増となった。
スパムメールの割合は87.7%で、2008年の81.2%から6.5ポイントの上昇。月別に見ると、もっとも高かったのが5月の90.4%、低かったのが2月の73.3%だった。
世界で1日あたり平均1070億通のスパムが流通している計算で、そのうちの83.4%がウイルスに感染したコンピュータから配信されている。また、画像スパムの割合は28.2%だった。フィッシングメールの割合は0.31%で、2008年の0.41%から減少している。
(Security NEXT - 2009/12/09更新)