Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

わずか1カ月間に国内の1250サイト以上感染 - 「Gumblar」が猛威

Kaspersky Labs Japanは、ウェブサイトを改ざんする「Gumblar」や「JSRedir-R」「GENOウイルス」といった名称で知られるマルウェアの亜種が感染を拡大しているとして注意を呼びかけている。

問題となっているマルウェアは、「Trojan-Downloader.JS.Gumblar.x」。同マルウェアは10月に見つかり、感染が拡大傾向にあったことから同社をはじめとするセキュリティベンダーが注意喚起を行っていた。

正規サイトを改ざんし、実行ファイルや脆弱性を攻撃するPDFファイル、Flashファイルを利用して感染者を拡大。さらに感染者からFTPのログインアカウントを盗み出して、さらにサイトの改ざんを行う。

同社では、マルウェアを検知した10月14日から11月16日まで、国内において動画サイトやゴルフ関連サイト、神社や空港など1250以上の感染サイトを確認しており、ISPなどと提携して閉鎖に向けて対応を進めているという。

ウイルス対策ソフトの検知を防ぐしくみを備えており、同社では、ほとんどのソフトが対応できていない状況であると指摘。対策として「JavaScript」「ActiveX」をオフにしたり、既知の脆弱性が狙われる「Adobe Reader」「Flash Player」を最新版へアップデートしておくよう対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2009/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ディノスオンラインショップ」に不正ログイン - 情報改ざんや不正注文が発生
通販サイトでクレカ情報流出の可能性、セキュリティコードも - ミヨシ石鹸
新種ランサム「Bad Rabbit」は「EternalRomance」を悪用
ランサム「Bad Rabbit」拡散、国内サイトも踏み台に - 3.8%を日本で検出
茶類の通販サイトでクレカ情報流出の可能性 - 「Magento」の脆弱性突かれる
韓NetSarang製サーバ管理ツールのアップデートにバックドア - 「PlugX」との類似点も
脆弱性「SambaCry」狙うマルウェアに警戒を - NASなども標的に
東商マート、顧客情報流出の調査結果を報告 - 当初可能性を大幅に下回る規模
ランサム「Locky」が活動再開か - Wordファイル入りPDFで拡散
ルータのDNSを変更する不正Androidアプリ - ダウン時備えセカンダリも指定