トロイの木馬「Daonol」へ感染したことにより、パソコンが立ち上がらなくなるといったトラブルが一部で発生している。一部PCメーカーのサポート窓口にも、感染が原因と見られる問い合わせが急増している。
原因となっているウイルスは、トロイの木馬「Daonol」の亜種。感染すると、起動した際にマウスカーソルだけが表示されたり、セーフモードでも起動しなくなるといった現象が発生する。
富士通によれば、10月15日以降、「パソコンが起動しなくなった」といった内容の問い合わせが急増。多くが今回のウイルス感染が原因と見られる内容で、同社の問い合わせ窓口や故障や修理窓口で混雑が発生。セキュリティ対策を呼びかけた。
またトレンドマイクロでも、同時期から企業や個人ユーザーから似たような症状に関する問い合わせが複数寄せられており、対応を進めている。
現象を確認したとしてマイクロソフトのセキュリティチームも同ウイルスについてブログで言及している。同チームによれば、「Windows XP」へ感染するが、最新OS「Windows 7」や「Windows Vista」には感染しないという。
感染経路は、メールに添付されたマルウェア経由でダウンロードされるケースと、ウェブ経由で感染する可能性があるが、Windowsやアプリケーションを最新の状態へアップデートしておくことにより感染を防げるとして、あらためてユーザーへ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2009/10/26 )
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