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IDC Japanは、2008年の国内における情報セキュリティ市場の分析、および今後の予測について取りまとめた。
レポートによると、2008年の国内情報セキュリティ市場は、市場の成熟とともに製品市場の成長率は低下したものの拡大傾向は変わらず、またサービス市場においては高い成長率を維持した。続く2009年は、日本版SOX法の監査報告に伴い、ログ管理やアイデンティティ管理製品など内部統制関連ソリューションの市場拡大が見込まれている。
2008年のセキュリティソフトウェア市場規模は1911億円で、前年比成長率は5.5%だった。年間ライセンスビジネスが確立しているアンチウイルス製品は安定的な収益が得られる一方、新規導入が伴うメールセキュリティソリューションではアプライアンス製品やアウトソースサービスが選ばれる傾向にあり、2009年以降は緩やかな成長になるという。
またセキュリティアプライアンスの市場規模は406億円で、前年比成長率は2.4%だった。統合型管理アプライアンスやメールセキュリティアプライアンスを中心に導入が進むが、低価格化の影響で売上額は伸び悩むとの予測を示した。
セキュリティサービス市場では中小企業向けメニューの拡充が進んでおり、人員不足を補うアウトソーシングサービスへの需要の高まりにより、今後も高い成長率を維持すると分析している。
同社では、ユーザーのコスト意識は強くなるがセキュリティ対策の重要性は認知されていると現状を分析。このような状況において、2009年はコンプライアンス対策や監査対応、システム管理を実現するログ管理ソリューションを展開し、コスト削減メッセージを発するのが有効であると予測している。
IDC Japan
http://www.idcjapan.co.jp/
(Security NEXT - 2009/06/05更新)