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ウイルス感染サイトが前年の3倍 - 多くはSQLインジェクション攻撃受けた正規サイト

ソフォスは、2008年におけるインターネットの脅威傾向について取りまとめ、「ソフォス セキュリティ脅威レポート 2009」として発表した。

同社の脅威解析センターが、2008年1月から11月までの脅威傾向をまとめたもの。同レポートによれば、ウェブ経由の感染が昨年に引き続き増加する結果となった。

新規に検知された感染サイトは1日約2万件で、4.5秒に1件の割合で見つかっており、昨年と比較して約3倍に増加。その多くが、SQLインジェクションなど脆弱性を悪用した攻撃により、不正なプログラムを埋め込まれた正規サイトだという。

2008年に配信されたウイルスメールの割合は714通中1通で、0.014%だった。2008年第1四半期には3300通中1通だったが、7月に大手配送業者の配達通知を装った添付ファイルが大量に出回ったのをきっかけに、再び増加に転じた。ユーザーから機密情報や金銭を詐取する目的の悪質なものが多いという。

また、マルウェアホスティング国別ランキングでは、米国が全体の37.0%を占めて昨年1位の中国を押さえワースト1位になった。スパム送信国ランキングでも17.5%を占めて最低となっている。

マルウェアホスティング国やスパム送信国のランキングは以下の通り。

マルウェアホスティング国

1位:米国
2位:中国
3位:ロシア
4位:ドイツ
5位:韓国
6位:ウクライナ
7位:英国
8位:トルコ
9位:チェコ
10位:タイ

スパム送信国

1位:米国
2位:ロシア
3位:トルコ
4位:中国
5位:ブラジル
6位:韓国
7位:イタリア
8位:英国
9位:ポーランド
10位:インド

(Security NEXT - 2008/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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