Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MSの月例パッチ適用で、「ZoneAlarm」にネット接続不可となる問題

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、マイクロソフトが7月に公開した月例更新プログラムを適用した際に、同社ファイアウォール製品「ZoneAlarm」でインターネット接続が行えなくなる問題についてアドバイザリを公表した。

今回明らかになった問題は、DNSの脆弱性を解消する「MS08-037」を適用した場合、「ZoneAlarm」の設定によってインターネットへ接続できなくなるもの。「ZoneAlarm Internet Security Suite」「同Pro」「同Antivirus」「同Anti-Spyware」「同Basic Firewall」が影響を受ける。

英語版についてアップデートの提供が開始されている。また同社では更新プログラムの一時アンインストールや、ファイアウォールのセキュリティを「中」に設定するなど、一時的な回避策を案内している。

Workaround to Sudden Loss of Internet Access Problem
http://download.zonealarm.com/bin/free/pressReleases/2008/LossOfInternetAccessIssue.html

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
http://www.checkpoint.co.jp/

(Security NEXT - 2008/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

厚労省の「マイジョブ・カード」、別人情報が表示される不具合
「弥生のかんたん開業届」で不具合 - データに他利用者情報
一斉配信メールのヘッダ内に無関係メアド、不具合で - 日本心理学会
確定申告機能に不具合、データが未送信 - 弥生
洋菓子通販サイトで不具合 - 配送先情報を誤表示
注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング
クラウド請求書「INVOY」、一部利用者情報が閲覧できる状態に
TVerアプリでオプトアウト設定が書き換わる不具合 - データを外部送信
就職情報サイト「マイナビ」、応募者データのDL機能に不具合
全銀システムが復旧、未処理分や12日分の処理も完了