Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「クレジットカードは防犯上心配なことが多い」78.4% - JCB調査

クレジットカードについて、手軽さや利便性に魅力を感じるユーザー増加する一方で、防犯上心配なことが多いと思うユーザーが8割弱にのぼることがJCBの調査でわかった。

同社では、毎年消費者を対象にクレジットカードに関する意識調査を実施しており、今年も7月に全国の消費者2500人対象に調査を実施。その結果判明したもの。

今回の調査では、クレジットカードについて、「手軽」や「便利」といった意見が昨年より増加し、いずれも7割を超えた。また、クレジットカードが不要といった声も昨年に引き続き減少するなど、生活への浸透が進んでいる。

一方で防犯上心配が多いとの質問に対し、「そう思う」「やや総思う」との回答が78.4%に達しており、前回、前々回より減少傾向が続いているものの、クレジットカードにおける防犯への高い関心を反映する結果となった。

利用時に、クレジットカードの暗証番号を入力できることについては、30代から40代の男性に認知が広がっており、全体では57.5%と前回より2ポイントの増加。暗証番号入力に抵抗感を感じるユーザーも昨年より2.8ポイント減り62.3%となった。

しかし、依然暗証番号を入力した上でクレジットカードを利用することに約6割利用者が抵抗感を感じており、クレジットカードの暗証番号についても全体、あるいは一部を記憶しているユーザーが79.9%から75.1%に低下した。

(Security NEXT - 2007/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施