Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「情報セキュリティ対策ベンチマーク」の新バージョンが公開

情報処理推進機構は、「JIS Q 27001:2006」へ対応し、利便性を向上させた「情報セキュリティ対策ベンチマーク」の最新版を公開した。組織のセキュリティ診断に活用できる。

同ベンチマークは、組織におけるセキュリティの取り組み状況や企業のプロフィールなど40項目を回答することにより、トータルスコアの分布と比較することでセキュリティレベルを自己判断できるサービス。ISMS認証基準付属書Aの管理策をベースに作成されており、回答結果をレーダーチャートで表示し、同業種などの平均などと比較できる。

最新版では、「JIS Q 27001:2006」へ対応したほか、既存の診断データを継続して使えるように、新旧バージョンにおける質問の整合性へ配慮。質問一覧をダウンロードできるようになった。また診断中に推奨される取り組みを確認できる。

さらに公的機関の利用や部門単位の利用に対応。わかりやすい用語を用いたり、ていねいな説明を付け加えるなど、ユーザビリティを向上させた。今回、英語バージョンの最新版も同時に公開されている。

(Security NEXT - 2007/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小中学校4校で指導要録が所在不明、誤廃棄か - 宇都宮市
ウェブ広告に誤URL、個人情報へアクセス可能に - データ基盤サービス事業者
e講習受講者情報が閲覧可能に - プレストレストコンクリート工学会
IT講座受講者向けの案内メールで送信ミス - 会津大
システムに不正アクセス、予約者にフィッシングメール - 沼津リバーサイドホテル
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
Atlassian、8月のアップデートで脆弱性5件に対処
「HPE Aruba EdgeConnect SD-WAN」に脆弱性 - アップデートを公開
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
Android版「MS Edge」にアップデート - 独自修正も