Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「iPhoneのウイルス被害は当面ない」 - G DATAが予測

機能性や操作性、デザインなどで人気を博しているアップルの「iPhone」。一部セキュリティベンダーがiPhoneを標的とした攻撃が発生することについて警告を発しているが、セキュリティベンダーのG DATA Softwareは、「iPhoneにおけるウイルス被害は当面ない」との見解を示した。

同社では、ネット接続における「ドライブバイ」感染の危険があるものの、MMSに対応しておらず、添付ファイルによる感染の危険がないことから、切迫した状況ではないと予測。

同社取締役のDirk Hochstrate氏は、iPhoneの市場比率は1%程度で、マルウェア製造者にとって利益を生み出すプラットフォームではないとして、根拠なくiPhoneの危険性を訴えるベンダーについて「人気商品にあやかったもので、単にニッチ市場を占有したいだけではないか」と批判した。

また、同社研究所のRalf Benzmuller氏も、マルウェア作者の技術力を誇示するようなテストウイルスの登場といった可能性があるものの、「iPhoneユーザーには安心してもらいたい」と呼びかけている。

同氏は、スマートフォン市場を狙ったウイルス数は、2005年に145件をピークに2006年に73件と減少。2007年末の予測も26件と大幅に半減しているとし。マルウェア作者にとって経済的メリットがないことを数字が表していると指摘した。

(G DATA,iPhone,ウイルス,ニッチ,けん制,危険,人気,見通し - 2007/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
サイバーセキュリティ総務大臣奨励賞、個人2名と2団体が受賞
複数Chatworkアカウントが侵害、不正な請求書送信も - 鉄道設備機器メーカー
電子カルテで知人情報を不正取得、漏洩した病院職員を処分 - 青森県
手術室のタブレット端末が所在不明 - 荻窪病院
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
業務用チャットアカウントに不正アクセス - 東京計器
デンソー海外2拠点にサイバー攻撃 - 情報流出の可能性、生産に影響なし