Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

モーニングスター、不正アクセス被害でセキュリティ強化 - グーグルの警告表示にも再審査を依頼

モーニングスターは、ウェブサイトが不正アクセスを受けた問題で、セキュリティ強化やグーグルへの表示変更依頼など対応を進めている。

今回の事件は、同社のウェブサイトが複数回におよぶ不正アクセスを受け、オンラインゲームのIDやパスワードを盗むトロイの木馬「TSPY_LINEAGE.ACZ」をダウンロードさせるプログラムが数日間にわたり埋め込まれたもの。

侵入方法がサイトの脆弱性をねらったファイル改ざんだったことから、同社ではセキュリティポリシーや脆弱性のチェックと修正や、監視強化と早期駆除を目的としたゲートウェイ製品の導入も行ったという。

また今回のウイルス感染騒ぎを受け、グーグルでは検索結果に同社サイトのURLを表示する際、危険があるとして警告表示を行っているが、モーニングスターではすでに感染の危険はないとして再審査依頼を提出するなど対応を進めている。

モーニングスター
http://www.morningstar.co.jp/

関連記事:モーニングスターが不正アクセス被害 - 閲覧でウイルス感染のおそれ
http://www.security-next.com/006454.html

(Security NEXT - 2007/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
委託業者がメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 静岡県
中学校でテスト解答用紙を保護者に誤配信 - 名護市
コンテスト応募者情報をPDFに誤掲載、前年から - 福岡市
会員管理システムより情報流出の可能性 - 福利厚生センター
竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正