Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

愛南町の情報漏洩件数はのべ約14万件 - 全世帯訪問し謝罪

愛媛県愛南町の業務委託先から個人情報などがWinnyネットワーク上へ流出した問題で、流出件数がのべ14万2843件にのぼることがわかった。

流出したのは3年前の合併時におけるデータで、合併した5町についてはいずれも住民基本台帳に関する情報が含まれ、法人個人あわせて6万8426件が流出。住民票コードも3万3773件にのぼる。そのほか、国民年金や老人保健、銀行口座、選挙情報など合わせてのべ14万2843件が漏洩した。

業務委託先である愛南町のデンケンが無断で山口市の山口電子計算センターへ再委託していた。同町では、職員で全世帯を訪問して事情を説明、謝罪するという。

(Security NEXT - 2007/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み