「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
オンライン会議サービスを展開するZoomは、「Zoom Workplace」において複数の脆弱性を修正したことを明らかにした。最新版へ更新するよう呼びかけている。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる現地時間2025年9月10日に、セキュリティアドバイザリ7件を公開したもの。
重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれておらず、2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は「CVE-2025-49459」の1件のみ。
「CVE-2025-49459」は、インストーラーにおいて認可処理が欠落しており、ローカル環境で権限の昇格が可能となる脆弱性。WindowsのARM版でのみ影響を受けるとしている。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.3」と評価されている。
のこる6件については、いずれも重要度を「中(Medium)」とレーティングした。
(Security NEXT - 2025/09/12 )
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