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生徒情報含むUSBメモリを紛失 - 神奈川県の養護学校

神奈川県の県立養護学校の教諭が、在校生23名および卒業生45名分の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失した。

同県によれば、紛失したメモリには、在校生23名分の写真画像、生徒通知票、学習指導案、教科評価の観点、年間指導計画と、卒業生45名分の写真画像などが保存されていたという。3月9日に、同校の教諭が自宅で作業する目的で持ち出し、12日の出勤時に紛失していることに気付いたという。持ち出す際、校長の許可は得ていなかった。

通勤経路の捜索や駅でも確認したが発見できず、警察に紛失届を提出した。同校では該当する生徒の保護者に対し説明と謝罪をするとともに、14日には保護者説明会を開催した。また教育委員会では、全県立学校長宛てに個人情報管理を徹底するよう通知するとともに、関係者への厳正な対応を行うとしている。

(Security NEXT - 2007/03/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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