Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報など含む約47万枚の書類を誤廃棄 - 山梨中央銀行

山梨中央銀行は、約47万枚の顧客情報記載書類について、誤廃棄など適切に処理していなかったと発表した。

同行が、内部調査を実施したところ、本店を含む83店において保存されているべき書類が誤って処理されたり、紛失していることがわかったもの。

氏名や住所、電話番号、金額などが記載された税金や公共料金の納付書控えや両替票などが約38万枚と、住所や氏名、住所、生年月日などを含む顧客情報ファイルの登録や変更票、および本人確認書など8万8032件については、溶解や焼却など、保管期間が経過する以前に誤って廃棄処理を行ったことがわかったという。

また、氏名、住所、生年月日、電話番号などを含む本人確認記録書461件についても所在がわからなくなっているが、裁断処理を行った可能性が高いと結論づけている。

(Security NEXT - 2006/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
県立校文化祭、事前登録者への案内メールで誤送信 - 埼玉県
KDDIとNEC、セキュリティ分野で合弁会社United Cyber Forceを設立
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正